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自慢する人、人の自慢話にイライラしない方法

わかってはいるんだけど、自分でも大人気ないなと思うんだけど、つい、自慢する人や自慢話にイライラしてしまう・・・

そんなこともあるかも知れません。

そんな時は何をどう考えたら、自慢する人や自慢話を笑ってスルーできるでしょうか。

今回は、そんなことについて考えてみたいと思います。

人の自慢話って聞いていてあまりいいものではなかったりすると思うんです。

でも、人の自慢話にイライラする人だけではなくて、中には人の自慢話を聞いてもイライラしたり、嫌な気分になったりしないで済んでいる人もいます。

その違いはもしかしたら、自慢話、自慢することに対する捉え方の違いなのかも知れません。

自慢したくなる心

自慢話に嫌な気分にならないための1つの方法は、自慢してくる人が何故自慢するのか?・・・ということを考えてみることだと思うんです。

自慢話をされると、自分を下に見られているような気がしたりして嫌になる・・・私はあなたよりも価値がある人間だと・・そう言われているようで嫌になる・・・そんなことももしかしたらあるかも知れません。

でも、自慢する人は必ずしもそのように思っているとは限らないかも・・・知れません。

自慢する人は、もしかしたら、認めてもらいたい気持ちが自分の心の中にあって、その思いが満たされていないからこそ・・・人に認めてもらう必要があるのかも知れません。

例えば、何かを極めた人。一流と呼ばれる人達がいます。例えば、プロの野球選手は、野球がうまいことを自慢する必要がありません。

それは自分でわかっているから・・・あえて、他人に認めてもらう必要がないと思うんです。

自分で自分のことを認めていたり、わかっていれば、人に認めてもらう必要がなくなります。

だけど、自分で自分を認めていないと・・・人に認めてもらわなくてはいけません。そうでなければ、自分がみじめに思えてきたり、不安になったりするから・・・かも知れません。

それは自分に自信がない・・・ということにもなるのかも知れませんが、自信というのは、必ずしも何かを極めなければ手に入らないものではないと思うんです。

自分は自分でいい・・・そう思えることが1つの自信の形なんだと思うんです。

色々なこともひっくるめて、自分は自分でいいんだと・・・そう思えた時、人にわかってもらう必要も認めてもらう必要も褒めてもらう必要もなくなります。

それは、自分を客観的に見なければできないことなのかも知れません。

だけど、自分を客観的に見て、いいところも悪いところも含めて自分のままでいいかなと・・・そう思えた時、認めてもらいたいというある種の欲を手放せたりすると思うんです。

反対に自分で自分のことを認めていないために、人に認めてもらう必要ができて、それなのに、認めてもらいたいという欲が満たされなければ・・・認めてもらえるように自分を見せる必要ができたりします。

それが相手には自慢・・・に見えているのかも知れません・・。

自慢したくなること、以前の僕にはあったんです。それは自分で自分を認めていなかったから・・・自分を否定していたからかも知れません。

何故、人に認めてもらう必要があるか?

自分で自分を認めていないこと、人に認めてもらう必要があること・・・でもそれは何故なんでしょう・・・?

ある心理の専門家の方が、認めてもらいたいという気持ちが何かしらの理由で子供の頃に満たされることがなかった場合、大人になってもその満たされなかったものを満たしてもらいたいと思ってしまうことがある・・・そんな風におっしゃっていました。

そういうこともあるのかも知れません。

ただ、1つ言えるのは、自慢する人が思っていることと、その話を聞く側が感じることは、全く違う・・・ということでしょうか・・。

自慢する人が何故自慢したくなるのか・・・と考えた時に、その人の自慢話は自慢話には聞えなくなったりもします。

それが自分にとっては一番よい方法なのかも知れません。

でもそう思ってみても、どうしても嫌な気分になってしまう方もいらっしゃるかも知れません。

そんな時は少し距離であったり、時間を空けてみるのもいいのかも知れませんし、どうしてもお付き合いしなければならない方であれば・・・心の距離をとってみたり、お仕事であれば、ビジネスライクに付き合ってゆくことも1つの方法なのかなと僕は思います。