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自分らしく生きるために大切なこと。自分らしさがわからない時はどうしたらいいか?

自分らしく生きる。

それはとても大事なことだと思うのです。

だけど、自分の思いに反して、自分らしくいられない時もあるかも知れません。

そんな時はどうしたらいいでしょうか?

今回は、自分らしく生きるために大切なことについて考えてみたいと思います。

また、自分らしさがわからない時はどうしたらいいか?ということについても記事の最後でご紹介したいと思います。

目次

自分らしく生きるためには、一定数の人からの評価を諦める必要がある

人からの評価が自分の価値を決める。

突然ですが、以前の僕はそんな風に思っていました。

だから、人から評価してもらえることをしようとしていたし、そうすることで自分の存在価値や存在意義のようなものを感じようとしていたのかも知れません。

もっとも、人から評価してもらうことは、色々な意味で大切なことでもあると思います。

例えば、仕事では会社からの評価やお客様からの評価も大切です。

ただ、人からの評価を求めすぎると、自分らしさがどんどん失われてゆくことがあります。自分らしくいることを評価してくれる人ばかりではないためです。

だから、誰からも評価されようと思うと、自分らしさを捨てなければならなくなってゆきます。

自分らしく生きるためには、一定数の人からの評価を諦める必要があるのかも知れません。

一定の人からの、というのはどういう意味かというと、世の中の人は3つのグループにわけることができます。

1つ目のグループは自分が自分でいることを評価してくれる人達。2つ目は、自分が自分でいることを評価してくれない人達。3つ目は、自分が相手の役に立つことをした時に評価をしてくれる人達です。

諦めるのは、2つ目の自分が自分でいることを評価してくれない人達からの評価です。

2つ目のグループの人達を諦めた上で、自分が自分でいることで評価してくれる人達のことを大事にしてゆきます。

3つ目のグループは、例えば仕事などでは大事にしたい人達かも知れません。

ただ、自分らしく生きるためには、何よりもまず最初の人達、自分が自分でいるだけで評価してくれる人たちを大切にしてゆきます。

以前の僕は、この3つの人達の評価を全部一緒にしていました。

どの人達がどのグループの人達なのかに気づけないでいたために、本当に大切にするべきことが何なのかがわかっていなかった。

ただ、時に自分にとても近い関係にいる人が、何故か2つ目のグループにいることもあって、それが自分を惑わせてしまうこともあるかも知れません。

それもまた、どの評価を大切にするべきかを見失う原因だと思うのです。

ただ、自分らしく生きたいと思った時、どの人がどのグループにいるのかをしっかりと見極めてゆく必要があると思います。

一定数の評価を諦めて、1つ目のグループの人達を大切にしてゆくと、自然と自分らしさが戻ってきます。

日本一美味しいと評されたスープを作った人のこんなエピソードがあります。

ある時、そのスープを飲んで感動した人が、「何故こんなに美味しいのですか?」と聞いたそうです。

すると彼は、こう答えたそうです。

「100人が全員美味しいとは言わない味だからじゃないですか」と。

自分らしく生きるためにどうしても必要な「自己肯定感」

先ほど、人からの評価を求めていた頃の自分(筆者)について書かせていただきました。

でも何故、そんな風に考えていたか、何故、人からの評価を必要としていたかというと、それは、自分自身に対する評価(自己評価)が低かったから。自分で自分を認めていなかったからでした。

自分自身に対する評価が低いと、自分が何だかみじめに思えてくることがあります。

だから、人からの評価が必要になります。自分で自分を認めていないから、代わりに人から自分を認めてもらう必要があるのです。

だけど、僕のように、自分で自分を認めていないから、人に認めてもらおうとする・・・そんなことを続けてゆくと、自分らしくはいられなくなってゆきます。

先ほども書かせていただいたように、自分らしさは必ずしも全員に認めてもらえるわけではなくて、だから、認めてもらうために自分らしさを時に捨てる必要が出てきたりする。

また、先ほどの3つのグループにも気づけなくなってゆきます。

自己評価が低いということは、ある意味、自分を否定しているということになりますが、自分を否定するということは、本来の自分が持っている自分らしさを否定することでもあって。

自分らしさを否定した状態では、当然、自分らしく生きることもできないわけです。

自分らしく生きるには、自分を自分で「それでいい」と思える、そんな自己肯定感が必要なのだと思います。

自己肯定感といっても、それは自分を高く評価するとかそういったことではなくて、ただ、長所も欠点も含めて、そんな自分でいいと思える、そんな、自分に対する穏やかな気持ちや思いのようなものです。

この自己肯定感の続きについては、自己肯定感が低い。原因と3つの高める方法とは?にて詳しく書かせていただいていますので、よかったらそちらをご覧ください。

自分のダメなところを認める「強さ」

自分の何かを隠そうとすると、自分らしくいられなくなることがあります。

例えば、自分の弱さを隠して、強いフリをしようとすると、自分らしくいられなかったりする。

それは本当の自分ではなくて、演じている自分だからです。

一方で自分らしく生きることができている人達を見ていると、例えば、自分の弱さであったり、自分のダメなところを笑い話にしたりして、隠そうとはしていないことが多かったりします。

隠そうとしていないから、何か別の自分になる必要もなくて、だから、自分らしくいられるのかも知れません。

だけど、自分のダメなところを隠そうとしないなんて、難しいことかも知れません。それは自分で自分のダメなところを認めなければできないことだから、です。

それでもその強さ、自分のダメなところを認める強さを持とうとすることが、自分らしさにつながってゆくのかも知れません。

自分らしさがわからない時はどうしたらいい?

最後に、自分らしさがわからない・・そんなこともあるかも知れません。

そんな時はどうしたら、自分らしさを見つけることができるでしょうか?

自分らしさの見つけ方は色々あると思うのですが、その中の1つとして、「自分の心地いいという気持ちに従う」という方法があります。

2つの選択肢があって、どちらが自分らしいかと思って答えが出ない時は、「どちらが心地いいと感じるか?」と考えてみます。

そして、心地いいと感じる方を選択します。そうやって、選択する場面が来たら、できるだけ自分が心地いいと感じる方を選んでゆきます。

選択する場面で、例えば、こっちを選んだ方が人に認めてもらえるだろうと思う方を選択することもできるわけです。

選択する場面で、例えば、こっちを選んだ方が嫌われないで済むかなと思う方を選択することもできます。

選択する場面で、例えば、こうするのが正しいことだからと思う方を選択することもできる。

だけど、そうではなくて、できるだけ自分が心地いいと感じる方を選んでゆく。

そんなことを続けてゆくうちに、自分らしさが見つかることがあります。

自分らしさというのは、自分の気持ちに嘘をつくと失われてゆくものなのかも知れませんね。

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