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楽観的に考える方法。楽観的になりたいと思った時はどうしたらいい?

何かあるとすぐに悲観的になってしまう自分を変えたい。
もっと楽観的に考えられるようになりたい。

そんな風に思うこともあるかも知れません。

でも、悲観的に考えてしまうのは何故でしょうか?
どうやったら物事を楽観的に考えることができるでしょう?

今回は楽観的になりたいと思った時に考えたい5つのことについて見てゆきたいと思います。

目次

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ポジティブなものを見ようとしていると自然と楽観的になる

楽観的な人と悲観的な人に色々な写真を見せると、楽観的な人は気持ちが下がってしまうようなネガティブな写真は見ない傾向があり、反対に悲観的な人はそういったネガティブな写真を長く見ようとする傾向があることがわかっています。

つまり、楽観的な人と悲観的な人は、見ようとするもの、見ているものが違う・・ということになります。

これは悲観的だからマイナスなものを見たくなり、楽観的だからプラスのものを見たくなる・・ということなのかも知れません。

ただ、この反対のことも言えます。

これはイギリスのオックスフォード大学の研究によってわかったことなのですが、プラスのもの、ポジティブなものを見ようとしていると、考え方も自然と楽観的に変わってゆくことが知られています。

悲観的な考え方ばかりしてしまう時はどうしても、ネガティブなものにばかり目が向いてしまうものですが、楽観的になりたいと思った時は、意識してプラスのものに目を向けようとしてみるのも1つの方法だと思います。

例えば、人の欠点を見ようとするのではなく、良いところを意識して見ようとしたり、今の自分の状況についても、足りていないものに意識を向けるのではなくて、足りているものに意識を向けようとしてみたり。

これは、そういうゲームだと思って実践してみるのもいいかも知れません。

そうやって色々な物事のプラスの面を見ようとしてゆくと、考え方も自然と楽観的になってゆくようです。

フランスの哲学者、アランは「楽観主義とは意志の所産である」という言葉を残していますが、楽観的に物事を考えるためには、そんな風にして意識して何かを続けてゆくことが大切なのかなと思います。

1ヶ月で楽観的になれた「ある方法」

オーストラリアで行われた面白い実験があるので、少しご紹介したいと思います。

この実験では被験者として、日ごろから物事を悲観的に考えすぎてしまう人達だけが集められました。

そして、その被験者達に「反論思考トレーニング」というものを1ヶ月実践してもらいました。

「反論思考トレーニング」というと何だか難しそうですが、やり方は簡単で、不安なことが頭に思い浮かぶたびに、その不安に反論をぶつける・・ということを繰り返してゆきます。

例えば、「将来自分は病気になってしまうのではないか?」という不安が湧き上がってきた時も、

「でも、健康診断の結果はそこそこよかったよね。」
「食に対する健康意識は年々高まっている。これからの人はどんどん病気にならなくなってゆくはずだ。」
「うちの両親だって、健康じゃないか。」

そんな風に自分の中に浮かび上がった不安に対して、自分自身で反論をぶつけてゆく・・というトレーニングです。

この1ヶ月のトレーニングが終わった後、被験者達は、不安や悲観的な思いから解放されて気持ちが楽になったそうです

そして、面白いことに実験が終わってからもその効果が長期的に続いたそうです

悲観的になってしまうのは、そういう意味では性格ではなくて、ある種の癖であって、直すことが可能なのかも知れません。

楽観的になるには、こんな風にして、湧き上がってくる不安や悲観的な思いに対して、自分自身で反論をぶつけるトレーニングをするのも良い方法だと思います。

私も実践しているちょっとしたこと

冒頭で、ポジティブなものを見ようとしていると自然と楽観的になると書かせていただきました。

ただ、人は放っておくと、ネガティブなもの、不安に思ったものですとか、そういったことに目が行ってしまいがちで、また、そういったネガティブなことの方を強く記憶に刻み込もうとする・・そんな性質が人にはあります。

それは自分を守るためで、それは悪いことばかりじゃなくて、例えば、将来に不安を感じるから、今、頑張ろうと思えることもあるかも知れません。

ただ、ネガティブなことばかりを見てしまうと、どんどん悲観的になってしまったり、または不安が強くなったりして、身動きが取れなくなってしまうかも知れません。

そうならないために、これは、僕自身も実践してきたことなのですが、1日の終わりに今日あった、よかったことを思い出してゆく・・という簡単な方法があります。

今日あった、よかったことを3つ挙げるでもいいですし、挙げられるだけ挙げてもいいかも知れません。

よかったことは、大きなことから小さなことまで何でもいいです。

「親切な人に道を譲ってもらった」でもいいですし、「美味しいレストランを見つけた」でもいいです。

これはまた、よかったこと以外にも例えば、「うまくいったこと」でもいいかも知れません。

「今日は予定通り、仕事ができた」とか。

普段から悲観的になりやすいような場合は、うまくいったことを1日の終わりに思い出すことを習慣にしてみてもいいかも知れません。

楽観的とは「物事がうまくいくだろうと明るい見通しをもつさま」という意味がありますが、「うまくいったこと」を普段から思い出すことを習慣にしてみることが楽観的になるためにはとてもよい方法だと思います。

放っておくと人はネガティブなことの方を強く記憶に刻み込もうとするので、自分から積極的にポジティブな何かを思い出すようにする必要があるのだと思います。

このよかったこと、うまくいったことを思い出すタイミングですが、ベッドに入ってすぐでもいいですし、夜、お風呂に入る時でもいいかも知れませんが、何か同じタイミングで行うようにすると習慣になりやすいのかなと思います。

感情に振り回されると楽観的に考えられない

少し話は変わりますが、「やらずに後悔するより、やって後悔した方がいい」は本当?迷った時の決め方でもご紹介しましたが、1,000人以上の最期を見届けてきた終末期医療の専門家、大津秀一先生という方がいらっしゃいます。

大津先生は著書、「死ぬときに後悔すること25」(致知出版社)の中で、1,000人を越す患者たちが語った「やり残したこと」を紹介されています。

その25のことの1つが「感情に振り回された一生を過ごしたこと」なのだそうです。

人は感情に流されたり、振り回されたりしやすいものなのかも知れません。

ただ、感情に振り回されてしまうと、楽観的に考えたり、楽観的に生きたりするのはとても難しくなると思うのです。

特に不安に振り回されてしまうと・・楽観的にはなれなくなってしまいます。

不安はある意味、楽観的になれない一番の原因なのかも知れません。

じゃあ、不安に振り回されないためにはどうしたらいいか?

ということですが、感情に勝てるものが1つあります。

というか、感情に勝てるものは1つしかないと言った方がいいかも知れませんが、それは何かと言ったら「理性」なんだと思うんですね。

感情に勝てるものは理性だけ、だから、不安になった時は感情で物事を考えるのではなくて、理性で物事を考えてゆくことが必要になってきます。

では、どうやったら理性で物事を考えることができるか?ということですが、その1つの方法は論理的に考える・・ということです。

論理的に考えるというと何だか難しそうですが、やり方は簡単で、不安が湧いてきた時に自分に向かって、

「本当にそうだろうか?」

と問いかけるだけです。

すると、少し冷静になって論理的に、もしくは理性で物事を見れるようになったりします。

この論理的に考えるという方法については自分を苦しめる考え方を変える方法、感情は思考の後についてくるにて詳しくご紹介していますので、この話の続きはそちらをご覧ください。

理性で物事を考えるもう1つの方法が、客観的に考えるという方法です。

感情で物事を考えている時、人は必ず主観的に物事を考えています。言い方を変えると、主観的に物事を考えすぎてしまうと感情に振り回されやすくなります。

そんな時こそ、客観的に物事を考える必要があります。

客観的に考えるには、例えば、「自分が尊敬するあの人だったらどう考えるか?」という風に考えてもいいと思います。

または、少し視点を広げて(大きな視点で)考える・・でもいいと思います。

色々なやり方がありますが、不安に振り回されないためには、感情ではなくて、理性で考えるということが大切になってくると思いますし、それがまた、楽観的に考えるためにも大切なことなのだと思います。

今、すぐに楽観的になれなくても大丈夫な理由

さて、ここまで楽観的になるにはどうしたらいいかということについて色々と見てきました。

それでもなかなか楽観的にはなれないという場合も中にはあるかも知れません。

楽観的になるということは自分を変えるということでもあって、それはやっぱりある程度時間がかかるものだと思います。

それはスポーツにある意味似ていて、スポーツも、例えば、バレーボールも、すぐにうまくプレーできるようにはならないと思うんですね。

何度も何度も練習を繰り返してゆくことで、少しづつ上達してゆくものだと思います。

自分の何かを変えるというのは、例えば、今回のように楽観的になるというのも、ある意味それと似ているのではないかなと思います。

だから、最初はうまくいかなくても諦める必要はありませんし、最初はうまくいかなくても、それはむしろ、当たり前のことなのだと思います。

バレーボールをはじめたばかりの人が、いきなり思い通りにプレーできるようにはならないのと恐らく一緒だと思います。

だから、今、すぐに楽観的になれなくても大丈夫だと思います。だけど、そこに向かって何かをはじめた自分は、その分だけ楽観的な自分に近づいているのだと思います。

また、もう1つ、今、すぐに楽観的になれなくてもいい理由があります。

それは何かというと、人は年齢を重ねるにつれて、自然と楽観的になってゆくことが多いからです。

これは研究などによってもわかっていて、年齢を重ねてゆくことで、自然と楽観性が高まって、ストレスを感じにくくなる人が多いと言われています。

年齢を重ねることは、大人になってからはあまりいいことのようには思われないかも知れませんが、こんな風にストレスに強くなったり、いい意味で細かなことが気にならなくなったり、物事を楽観的に見ることができるようになったりすることがあります。

これは勿論、いずれ楽観的になるだろうから、今は楽観的にはならなくていいということではないと思いますが、ただ、いずれは楽観的になってゆくと思って心を楽にしながら、楽観的になる練習を重ねてゆくのもよい方法かも知れませんね。

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