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職場(会社)の嫌いな人や苦手な人との付き合い方

職場というのは、趣味も好みも年代だって違う人が集まった場所ですから、どうしても苦手な人であったり、嫌いな人、合わない人などが・・・いたりします。

そんな時はどうやって付き合ってゆけばいいのか・・・と悩むことがあるかも知れません。

今日は、嫌いな人や苦手な人を笑ってスルーできる付き合い方、社会人としての賢い付き合い方は?・・・などについて考えてみたいと思います。

自分の素を出す場所を割り切って考える

仕事をする時にはやはり仕事モードの自分である必要があると思うんです。

ところが会社でも素の自分を出そうとしてしまうことがあります。するとうまくいかない。苦手な人だったり、嫌いな人が嫌になってしまって、悩んだりしてしまいます。

そういう時は、もう一度、仕事モードの自分というものを確認すべき時だと思うんです。

職場にはどうしても苦手な人や嫌いな人もいるわけですが、そういった人達と付き合ってゆくこともまた、自分のお給料に含まれているのかも・・知れません。

そういう風に割り切った上で、仕事モードの自分になること。それはある意味、映画やドラマなどで主役を演じるようなものかも知れません。

職場は自分が演じるドラマが撮影される場所。そこで自分は主役を演じるわけです。主役のそばには嫌な人だったり、苦手な人だって登場します。

そういう人たちと自分という主人公がどうやって付き合ってゆくのか・・・それを、つまり演じ方を決めてしまうのです。

ビジネスライクに付き合う

ビジネスライクという言葉があります。

これを辞書で調べると「感情をまじえず、物事を事務的に処理するさま。また、実用的なさま。」(日本国語大辞典)と出てきます。

「感情をまじえず」・・・それが苦手な人との付き合い方のコツなのかも知れません。

自分が店員さんをしているお店にお客さんが来たとします。自分が苦手なタイプの人でしたが、きっと笑顔で接客します。

何故、笑顔で接客できたかというと、自分の個人的な感情を出さなかったから・・・だと思うんです。

それよりも、「ビジネス」としてお客さんと接した。だから、悩むこともなければ、苦手意識があったとしても、上手に接客ができるのだと思います。

会社の人間関係もこれと同じように接することも時には大事なのかも・・知れません。

勿論、中には気の許せる同僚がいたりするかも知れません。でも、もし苦手な人がいたとしても、同じように自分を出す必要はないわけで。

そんな時は、「ビジネスライク」に付き合おうとしてみることで自分が楽になれるように思うんです。

仕方がなかったのだ・・・と思うと許せる

苦手な人には必ず苦手な部分があるわけです。例えば、何だかわからないけど、偉そうにしている・・・とか。

そういう相手の苦手な部分がどうしても許せないことってあると思います。それはある意味相手を諦めていないから・・・だと思うんです。

つまり、相手にわからせてやりたい、改心させてやりたいという気持ちがどこかにある・・・ということだと思うんです。

でもそれがある限りは苦手意識は消えないわけで。

苦手意識を克服するには、相手のその嫌な部分を仕方がなかったのだろうな・・・と考えてあげることだと思うんです。育った環境がそうさせたのだろう、過去に何かあったのだろう・・・という風に。

そして、自分は同じようなことはしていないか・・・と考えてみます。相手がしているようなことで自分が嫌だなと思ったことは、相手を反面教師にすることもできるかも知れません。

いいことを教えてもらった、自分は感謝を忘れないようにしよう・・・という風に相手から学ぼうとすれば、苦手意識も薄れてゆくのかも知れません。

ただここまで書かせていただいて矛盾しているようですが、僕はどうしても苦手な人はどうしても克服する必要はなくて、それなりに必要にして十分な範囲で付き合ってゆければそれでいい・・・とも思います。

勿論、苦手意識を克服できればそれに越したことはないと思いますが、どうしてもできないことだってあると思うんです。

そんな時は無理に許すより、ビジネスライクに接する、ビジネスモードの自分で接することでその苦手意識というのは少しづつ薄れてゆくものかも・・知れません。