仕事の失敗から立ち直る方法は?落ち込んだ時に考えたい5つのこと
仕事で失敗をしてしまって、もう心が折れてしまいそうになる。
そんなこともあるかも知れません。
自分だけのことであればいいのですが、例えば、自分の会社であったり、取引先、お客さんに迷惑がかかることであれば、やはり誰でも落ち込んでしまうものだと思います。
一度そういう失敗をすると、自分のことを疑ったり、自信を失ったり、時には、仕事をする気力すら奪われてしまうことがあります。
僕自身、仕事で大きな失敗をしたことは何度もあります。何年も経ってからふっと思い出すこともあります。
それは悔しいし、情けないし、できればそんなミスはしなければよかったわけですが、仕事というのはミスがつきもので、避けては通ることができないのかも知れません。
それは誰でもそうだと思うんです。
みんなどこかで失敗して、落ち込んでいて。誰も無傷では、働けないものだと思うのです。
今日は、仕事で失敗して落ち込んでしまった時の立ち直り方について、また、例えば、社内で何か新しい仕事に挑戦して失敗してしまって、失敗することや、挑戦することが怖くなってしまった時はどうしたらいいか?ということについても考えてみたいと思います。
また、仕事の失敗といっても色々な形があるかと思います。
中には専門家のサポートが必要なケースもあるかも知れません。(その場合はどうかしかるべきところに相談なさってください)
今回はサポートが必要なほどの失敗ではないけれど、だけど、なかなか立ち直ることができない時にどんなことを考えてゆけばいいか・・ということについて考えてみたいと思います。
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後悔を反省に変えてゆく
仕事で失敗をした時はどうしたって、後悔はするものだと思うんです。
何であんなことになってしまったのだろう、もっとこうしておけばよかった、と。
そうやって後悔するからこそ、次からは気を付けようと思えるわけで、だから、後悔することは悪いことではないのかも知れません。
ただ、後悔ばかりしてしまうと、どんどん立ち直れなくなってゆくことがあります。
そんな時は、後悔はしながら、だけど、少しづつ、その後悔を反省に変えていくといいのかも知れません。その失敗から立ち直るために。
後悔を反省に変えるとは、例えば、なぜ失敗したのか?という原因を探ることもそうですし、今後どうすれば、今回のような失敗を防げるか?という対策を立てることもそうだと思います。
後悔という言葉は、後ろを悔やむと書きますが、後ろ向きだと、これから先が見えないのでなかなか立ち直れないかも知れません。
そんな時は、その後悔を少しづつ反省に変えてゆくことで、今、そして、これからの自分がやるべきことが見えてくることがあります。
改善を重ねてゆくことが大切なこと
人はどうも不完全で、完璧にはなれない存在のようです。
だから、失敗してしまうことだってあると思うのです。
もっとも、そんな風には思えない失敗というものもあるのかも知れません。
ただ、そういった失敗を除けば、勿論、失敗しないに越したことはないのですが、大切なのは、改善を重ねてゆくということなのかなと、思います。
完璧にはなれないかも知れないけど、完璧を目指して、時には不完全さを受け入れながら、改善を続けてゆくということが仕事ではとても大切なことなのではないかなと、僕はそう思っています。
失敗は改善の余地があることを教えてくれていて、それは辛いものだし、落ち込んでしまうこともあるかも知れませんが、ただ、改善の余地があるということは、可能性もあるということだと、思います。
少し休んでみることも大切なこと
仕事で失敗してしまって、なかなか立ち直れない・・
そんな時は少し休んでみることもよい方法かも知れません。
もっとも、失敗してしまった後は、何とかその分を取り返そうと思ってしまうこともあるかも知れません。
そんな時に休むことは、ちょっと抵抗がある・・という方もいらっしゃるかも知れません。
ただ、仕事で失敗したような時は特に、感情で物事を考えてしまいやすく、それがまた、立ち直れない原因になっていることもあります。
そんな時には少し休んでみることで、心に少し余裕が戻って、そして、感情ではなくて、理性で物事を考えられるようになることもあります。
これはどんな悩みに対してもそうだと思うのですが、感情で考えるとどんどん深みにはまってゆきますが、理性で考えるようにすると、答えが見つかったり、自分がやるべきことが見えてくることがあります。
失敗することが怖くて挑戦できなくなったら
少し話は変わりますが・・
今度は例えば、社内で何か新しい仕事に挑戦して失敗してしまって、失敗することや、挑戦することそのものまで怖くなってしまった時はどうしたらいいか?ということについて考えてみたいと思います。
新しい仕事に挑戦して失敗してしまったりすると、自信を失ってしまうこともあるかも知れませんし、自分が情けなく思えてくることもあるかも知れません。
だけど、仕事では、何か新しいことに挑戦して失敗するということは、ある意味、つきものと言いましょうか、挑戦に失敗はつきものだと思うのです。
ある方がビジネスの世界では(何か新しいことに挑戦する上で)1割バッターは優秀だと語っていらっしゃったことがありました。
ビジネスの世界で優秀だと言われる人でも、1割バッター、つまり、10回挑戦して1回しか成功しない、と。
だから、仕事で何か新しいことに挑戦する時は、いきなり成功することを目指すよりも、10回挑戦して1回の成功を目指してみてもいいのかも知れません。
10回挑戦して1回成功ですから・・多く成功している人は、いきなり成功しているというよりは、もしかしたら、挑戦の回数が多いのかも知れません。
10回挑戦して1回成功だと・・
成功 = 挑戦した回数 × 0.1
ということになり、そう思うと、この場合、大事なのは、失敗しないことよりも挑戦した回数なのかも知れません。
大きな挑戦より、小さな挑戦を重ねてゆく
とは言っても、そうそう・・失敗はしていられないし、許されない・・そんなこともあるかも知れません。
挑戦に失敗はつきものだと思ってみても、それでも失敗が怖くなることもあるかも知れません。
そんな時、もし、できるのであれば、大きな挑戦よりも目の前の小さなことにまず挑戦してみてもいいのかも知れません。
目の前の小さなことであれば、少しの勇気があれば、挑戦できるかも知れません。
すると、10回に1回は、うまくいったりすることがあります。
するとそれが自信になって、また、挑戦しようと思えたりします。
そうやって、また挑戦しようと思うことが大事なことなのかも知れません。
それに、小さな挑戦を続けてゆくうちに、自分にとっての小さな挑戦の定義も少しづつ、変わってゆくものだと思います。
何が小さな挑戦かという定義が変わってゆく。
少しづつできることが増えてゆくと言いますか。少しづつ挑戦できるものが増えてゆくというか。
それがもしかしたら、いつかは大きな挑戦につながってゆくかも、知れません。
だから、小さな挑戦を重ねてゆくということは僕はとても大事なことだと、そう思っています。
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