決断する時に大事にしていること、決断に迷った時の選択方法
何かを決断しなければならないことが人生ではよくあります。迷って迷って決められない、そんな時にはどんな方法で決断されていますか・・?
今回は、迷った時、決断できない時に決断する9つの方法ではご紹介しきれなかった点について、僕が決断する時に大事にしたいと思っている点について書いてみたいと思います。
Bestではなくて、Betterを選ぶ
一番良い方法を探そうとするとやはり決断はできないように思うんです。
しかし、どちらが良いか・・・というのは本当はわからなくて、例えば、今はAの方がよくても、10年後にはBの方が正しかったのではないか?と思うことがあります。
正しさ・・・というのは時間と共に変わってゆくものだと思うんです。
だとしたら、正しい方を選ぶというのは難しいことになります。
また、どちらが完璧か?とか、どちらが、良いか?どれがベストか・・・という風に考えると、なかなか決められません。でもどんな方法であれ、必ずそこには問題があるような気がします。
どちらを選んでも完璧な選択なんてことはなくて、どちらもそれなりに必ず問題はあるのではないかなと・・。
だとしたら、良い方法を選ぼうとするより、マシな方を探そうと思っていた方が良いのかも知れません。どっちがベストか?ではなくて、どっちがベターか?そう思った方が決断できるような気がしています。
やるかやらないかで迷ったら?
選択肢がいくつかあって、その中から選択するのではなくて、何かをやるべきか、やらないべきかで迷うこともあります。
例えば、お金に困っている友人にお金を貸すべきか、貸さないべきか?など。
こんな時の決断方法の1つは「やりたいか、やりたくないかで決める」・・・だと思うんです。「やるべきか?やらないべきか?」で決断しようとすると迷います。
それに、「やるべきか?やらないべきか?」で決断してもうまくいかないように思うのです。
というのも、やるべきかどうかを考えている時は、自分の気持ちや思いではなくて、世間一般の常識ではどうか?とか、人の評価はどうだろう?これをしなかったらどう思われるだろう?と考えていることが多いように思うから・・です。
それよりも、「自分はどうしたいのか?」と自分自身に問いかけてみてもいいのかなと。
「どう思われるのか?」ではなく、「どうするべきか?」でもなくて、自分は何をしたいのか?というところを考えてみることだと思うんです。
自分がやりたいのか、やりたくないのか・・・というのは、本当は自分自身ではよくわかっているものだと思うんです。
自分の心に素直になることって案外難しいことで・・・だけど、迷った時ほど自分に素直になるということが大切なのかなと・・・そう思っています。
自分が楽しい方、自分が幸せでいられる方を選ぶ
これは迷った時、決断できない時に決断する9つの方法でも書かせていただいたのですが、最後は「自分が楽しいと思える方」と選ぶべきだと思いますし、自分が幸せでいられる方を自分に素直になって選ぶことだと思うんです。
自分のことを考えてばかりなんて恥ずかしいこと・・・僕は以前はそう思っていました。他人のことを考えれる人になりたい、自分よりも他の人がどう思うかが大切だ・・・と。
勿論、その気持ちは今でもあります。
でも、自分が幸せではないと、他人を楽しませることはできないと思うから、自分が幸せでないと、誰かを幸せな気分にさせることなんてできないと思うから、まず、自分が楽しんでいよう、自分が幸せでいようと思うようになりました。
誰かのために決断して自分が嫌な気持ちでいたり、耐えていても、まわりはきっと喜ばないし、それでは本末転倒だと思うのです。
決断で迷うことの1つに誰かのために何かをするべきかどうか?ということがあると思います。それをしたら相手は喜ぶだろう、助かると言ってくれるだろう・・・相手の大変さがわかると、心が揺れます。
でも、相手のためにできることってそれだけではないと思うんです。他にもできることが必ずあると思うんです。それを素直にやってあげたいと思ったら、迷うこともないと思うんです。
迷うということは、そう思えない何かがあるわけで、その何かに対して、自分の素直な気持ちに対して嘘をついてまでやっても、自分が笑ってはいられないし、そんな自分では相手を助けることはできないと・・・僕は思っています。