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集中力が持続しない原因とは?集中力を保つ秘訣について

例えば、仕事ですとか、勉強とか、集中して何かをしなければならない状況で、自分の思いに反して集中力が持続しない。

そんなこともあるかも知れません。

でも、集中力が持続しないのは何故でしょうか?
また、そもそも人はどの位の時間集中できるのか?
集中力を保つにはどうしたらいいか?

今日はそんなことについて見てゆきたいと思います。

目次

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人はどの位の時間、集中できるのか?

天才将棋棋士と言われた羽生善治さんは集中力についてこんな風に語っています。

「(集中力は)一定ではないです。すごく深く考えているときもあるし、ちょっと休んでるときもあるし、ばらつきがあります。一日中ずっと深い状態で考え続けるのは無理なので。

集中する能力そのものは、どんな人にも備わっているものですよね。要するに、子どものときに遊んでる状態なんですよ、集中することって。

子どものときはちょっとしか続かなくて、年齢を重ねていくなかで、長く維持できるようになってくる。

でも、すごく長時間集中できるかといったら難しい。本当に深い集中ができるのって、1時間とか2時間とか、せいぜいその程度なんじゃないかなと思っています」

集中力を保つための記事なのに少し矛盾するかも知れませんが、羽生さんがおっしゃるように、人の集中力というのは長くは続かないもののようです。

本当に集中できるのは羽生さんが指摘されたように1時間とか2時間程度なのかも。

だから、その時間を超えて集中力が続かなかったからといって、自分には集中力がないと思う必要はないと思うんですね。

集中力を保つ簡単なコツとは?

人が本当の意味で集中できる時間が限られているのであれば、ずっと集中し続けようと思わない方がいいということになります。

先ほどの羽生さんが指摘された時間を超えて高い集中力を持続しようと思うと、どうしても途中で集中力は切れてしまいますし、その時にドッと疲れが出てしまって、かえって仕事や勉強の効率が落ちてしまうことがあります。

でも、仕事も勉強も先ほどの時間を超えて、続けなければならないこともあると思います。

じゃあ、その場合はどうしたらいいかというと、集中する時と集中力を少し緩める時を交互に使う・・ということが大事になってくるように思います。

例えば仕事でも、1、2時間、集中して取り組んだら、その後に少し集中力を緩めてみる。

それは手を抜くということではありませんが、例えば、それほど集中しなくてもできる仕事をする時間にしてみたり、あまり考えなくてもできる仕事をする時間にしてみたり・・

冒頭でもご紹介した羽生善治さんは「集中するために空白の時間を作る」と自身の著書の中で語っていますが、少し脳をアイドリングさせてあげるというか、休ませてみると、また集中できるような状態が整ってゆきます。

そうなった時にまた集中して仕事をする。

これを交互に使い分けてゆきます。

このようなやり方にしてみると、自分の中にある本来の集中力を生かすことができるようになると思います。

やる気が出ない時、「さぁ、やろう」と思えない時はどうしたらいい?

何だかやる気が出なくて「さぁ、やろう」と思えない時もあるかも知れません。

こんな時にできることがいくつかあって、その1つは少し休んでみる、気分転換をしてみるということだと思うんですね。

もう1つは、集中力があまりない状態でも構わないので、とりあえずやってみる、とりあえず始めてみるということです。

というのも、集中力はやっているうちに徐々に高まってゆくものだから、です。

いきなり集中力が高まったり、いきなり集中力Maxの状態で何かをはじめられるわけではなく、集中力というのはやっているうちに徐々に高まってゆきます。

スポーツ選手もそうだと思いますが、いきなり試合に臨むのではなくて、ウォーミングアップをしながら、徐々に集中力を高めてゆくものだと思います。

だから、集中力が何となくないなぁと感じていたり、やる気があまり出ないなぁと思っていても、まずははじめてみるのも1つの方法だと思います。

やる気も集中力もない状態で始めても、やっているうちに徐々に集中力が高まっていった・・ということもよくあるためです。

ある時、突然のようにやる気を失ってしまうのは何故?

少し話は変わりますが、それまで集中して熱心に取り組んでいたのに、ある日突然、その何かに対するやる気を失ってしまう・・そんなこともあるかも知れません。

こういったことは特に何かに対して真面目に取り組もうとする人、真摯に向き合おうとする人に起こりやすいかも知れません。

何かに対して真面目に取り組もうとする人、真摯に向き合おうとする人は、集中力が高い人であることも多く、すごく高いレベルで何かに集中して取り組む能力がある一方で、一つ間違えてしまうと、ある時突然のようにやる気を失ったり、その何かをやる意味や意義を見失ってしまうことがあります。

この原因は何かというと、好きなことなのにやる気が出ない時はどうしたらいいか?でもご紹介しましたが、(原因の)殆どは頑張りすぎです。

頑張りすぎてしまった結果、疲れがたまっていって、もう頑張れないというところに達してしまったことが、ある日突然のようにやる気を失ってしまう原因であることが多いようです。

じゃあ、どうしたらいいか?

というと、頑張り過ぎない・・ということだと思うんですね。

やりすぎてしまう自分にストップをかけながら走る・・というか、そういうやり方に変えてみると、ある日突然やる気を失う・・ということが減ってゆきます。

やる気というのは、ある意味、燃料のようなものだと思うんです。

だから、使うとなくなってしまうわけで、走り続けるにはやる気という燃料を足し続けないといけません。

では、どうやってやる気という燃料を足したらいいか?といったら、少しその何かから離れてみる、休んでみる・・ということが大切になってくるように思います。

仕事でも、十分に休まずに頑張りすぎると、いずれ燃料切れを起こしてしまって、頑張りたいのに頑張れないという状態になってしまうことがあります。

だから、休むということも、良い仕事をする上ではとても大事なことで、休むということもそういう意味では仕事のうちだと思います

集中力も実はこのやる気と一緒である種の燃料のようなものだと思うんです。

だから、使うと減ってしまう。だから、燃料を足し続けないといけないわけです。

そして、そのために何ができるかといったら、やる気と一緒で上手に休むことであったり、先ほど書かせていただいたように適度に緩めるということが大切になってくるように思います。

喜びを感じながら進むと、集中力がどんどん高まってゆく

「ドーパミン」は神経伝達物質の一種ですが、ドーパミンが脳の中で放出されると人は喜びを感じたり、やる気が出たりすることが知られています。

集中力を保つという意味でもこのドーパミンがとても大事になってくるように思います。

ドーパミンがたっぷり出ている状態だと、人は意欲的になったり、やる気に満ちた状態になりますから、集中力も続きやすく、反対にドーパミンが不足した状態だと、やる気を失ったり、集中力が続かなくなったりするためです。

じゃあ、どうやったらドーパミンが出るか?ということですが、脳科学者の茂木健一郎さんはドーパミンについて、こんな風に語っていらっしゃいます。

「脳は、少しでも進歩すると、喜びを感じます。すると、ドーパミンという物質が脳内に放出され、喜びを感じた脳内の回路が強化され、成長するのです。

これを「強化学習」と言います。

こうした脳の学習メカニズムは、歳を取っても衰えることはありません。だから、いくつになっても脳は成長するのです。」(茂木健一郎)

つまり、何か進化しているとか上達している、良くなっている、向上している・・と感じるとドーパミンが出やすくなる・・というわけです。

ですので、例えば、仕事や勉強で集中力を保ちたいと思った時も、何か上達している、良くなっている、向上している・・と感じるようなやり方はないか?と考えてみてもいいかも知れません。

そして、そのためには目標を上手に設定する必要があるかも知れません。

あまり高すぎる目標を設定してもそこにたどり着くまでに時間がかかり過ぎて、良くなっているとか上達している、向上しているとは思えません。

反対に簡単すぎる目標でもダメで、それだと簡単にクリアできてしまうので、やはり良くなっている、上達している、向上している・・とは思えないのです。

じゃあ、どんな目標がいいかといったら、今の自分にはちょっとだけ難しい目標がいいようです。

簡単には達成できないけど、少し頑張れば達成できるところに目標を置くと、それを達成した時にドーパミンが放出されて、喜びを感じます。

また、こういった言ってみれば小さな目標はいくつも用意しておくといいかも知れません。そうすることで、何度も喜びを感じられるようになりますし、その喜びの分だけ、集中力も高まってゆくように思います。

終わりを決めて、自分にご褒美をあげる

集中力を保つもう1つの方法は、自分にご褒美をあげるということかなと思います。

「ここまで集中してできたら、自分にご褒美をあげよう」という風に考えることで、集中力が続くようになることもあります。

それはまた、終わりを決めて集中するということでもあります。

例えば、マラソン大会などでもヘトヘトになっているのに、ゴールが見えた途端に力が出て、ラストスパートできることってあると思うんです。

集中力を保つという意味でも、終わりが見えない状態で頑張るのではなく、終わりを決めてしまうのもいいかも知れません。

そして、終わった後に自分へのご褒美を用意しておくのも集中力を高めるためのよい方法だと思います。

集中力を保つための最後の秘訣

さて、これまで集中力を持続しない原因についてや集中力を保つ方法について色々と見てきました。

冒頭でご紹介した羽生さんも集中力は一定ではない、ばらつきがあると語っていらっしゃいましたが、例えば、仕事でも勉強でも、いつも高い集中力を持って取り組まなくてもいいと思うんです。

ここまで集中力を持続するための方法について書いてきて矛盾するようですが、なんとなく集中できない時があってもいいと僕はそう思っています。

人は機械ではないわけですから、完璧にはなれないし、また、完璧ではなくてもいいと思うんですね。

だから、今日は無理!と開き直って、自分に甘くなる日もあってもいいのではないかなと。

そして、不思議なことにそうやって開き直って、自分に甘くなってみると、自分本来の集中力が戻ってくることがあります。

頑張り過ぎない。
無理し過ぎない。

それが集中力を取り戻すコツだと思いますし、それが、頑張り過ぎない、無理し過ぎないことが集中力を保つ秘訣でもあると思います。

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