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【自己否定をやめる方法】自分を否定しないために知っておきたいこと

こんにちは。おかしな幸福論のモリです。

何かあると自分を責めたり、自分を否定してる。

それが自分には良くないことだと思うけど、でも、やめられない。

そんなこともあるかも知れません。

今回は、そんな自己否定について、

①自己否定をしてしまう原因
②自己否定は「思い込みと習慣」でできている
③自己否定をやめるコツと方法

の3つについて、お話ししていきたいと思います。

目次

自己否定をしてしまう原因とは?

まず最初に、自己否定をしてしまう原因ですが、自己否定をしてしまう原因の中で最も多いのが、育ってきた環境の中で、例えば、親やまたは周りの人達に否定されてきた・・ということです。

親に褒めてもらうことが殆どなく、否定されて育った子供は、無意識の間に、自分自身にも同じことをしてしまう。

つまり、自分でも自分のことを否定するようになる、そんなことがあります。

否定されることなく、褒めてもらったり、認めてもらって育った子供は自分のことを否定したりはしないと思うんですね。

だけど、何らかの理由で否定されてきたことが、自分で自分を否定してしまう原因になることがあります。

親から否定的な言葉やメッセージをかけられて育った子供は、自分がそのかけられた言葉の通りの人間なんだと思って育つ。

そう指摘する専門家も多いですが、例えば、何をやってもダメな子だと言われて育つと、自分は何をやってもダメだと、子供は思うようになります。

つまり、自分でも、自分を否定するようになるわけですね。

また、否定されたり、認めてもらえなかったために、自分のままでは愛してもらえない、受け入れてもらえない、もっとすごい自分でないと、もっと完璧な自分でないと認めてもらえないという思いを手にしてしまって、それが結果的に完璧ではない自分を否定することにつながっているケースもあります。

もっとも、本当は受け入れてもらうために完璧である必要はないし、できないこと、弱さや欠点があってもいいわけです。それは誰にでもあるものです。

ただ、否定されたり、認めてもらえなかったことがそんな「完璧でなければならない」という思い込みにつながっていて、そして、それが自己否定の原因になっている場合もあります。

自己否定は「思い込みと習慣」でできている

自己否定をしてしまう原因は、先ほどご紹介したこと以外にもあるのですが、ただ、どんなことが原因であったとしても、一つ、言えることがあります。

それは何かと言うと、自己否定というのは、思い込みと習慣でできている、ということです。

これはどういうことかと言うと、自分の中に「こうでなければいけない」という思いがあって、その何かに達していない自分を責めてしまう、否定してしまう。そして、それが習慣になってしまっている、ということです。

例えば、「どんな時も怠けてはだめだ」という思いがあったとします。

この思いがあると、怠けたくなる自分を責めたり、否定したくなったりします。

ただ、実際には、人はロボットではないので、思うようにできる日もあれば、思うようにできない日もあるし、頑張れる日もあれば、頑張りたくても頑張れない日もあります。

本当は思うようにできない日や頑張りたくても頑張れない日は、少し休んだっていいわけです。

そんな日に怠けたくなることだってあってもいいわけです。

思い込みというのは、どちらか片方しか許していない、柔軟性のない考え方のことを言いますが、「どんな時も怠けてはだめだ」というのは思い込みなんですね。

ただ、この「どんな時も怠けてはだめだ」という思い込みがあると怠けたくなる自分を否定したくなります。

そして、そんなことを繰り返しているとそれが習慣になってしまって、無意識の間に、自分でもよくわからないけれど、自分を否定してしまう・・ということが起こったりします。

こういった思い込みや習慣ですが、育った環境の中で手に入れてしまうこともあれば、特定の環境や人間関係の中で自分を守ろうとした結果、手に入れてしまうこともあります。

ただ、思い込みも習慣も後天的なものなので、それは今からでも、変えることができます。

自己否定をやめるコツと方法

さて、自己否定をやめるコツとその方法ですが、大事なことが4つあります。

①否定する人と距離を置く

1つ目のことが、「あなたを否定してくる人と距離を置く」ということです。

否定してくる人に囲まれていると(たとえ、自分では自己否定をやめたいと思っていても)自己否定をやめることがとても難しくなるんですね。

ですので、できるだけそういった人達からは、少なくともしばらくの間は離れるようにします。

たとえ、相手が親であっても、昔からの友人であっても、もし、その相手があなたを常に否定してくるようであれば、そういった人達からはしばらくの間、離れる、距離を置くようにします。

もし物理的に距離を置けない時は、心の距離を置くようにします。

②自分を肯定してくれる人と付き合う

2つ目のコツが、できるだけ自分を肯定してくれる人とだけ付き合うようにするということです。

自分を否定してくる人と離れて、自分を肯定してくれる人と付き合うようにすると、自己否定をやめやすくなります。

また、できるだけそういった人達、自分のことを肯定してくれる人達と付き合うようにしてゆくことで、自分でも少しづつ、自分自身のことを肯定的に見ることができるようになってゆきます。

③思い込みを手放す

先ほど、自己否定は思い込みと習慣でできているとお伝えしましたが、思い込みを手放すことが、イコール、自己否定をやめることにつながってゆきます。

じゃあ、どうやってこういった思い込みを手放したらいいか?

ということですが、「本当にそうだろうか?」と自分に問いかけてみるのもいい方法です。

自己否定をする時はその裏に何らかの思い込みが隠れているはずです。

例えば、「友達は多くないといけない」という思い込みがあると、そうではない自分を否定したくなります。

この時、「本当にそうだろうか?」と自分に問いかけてみます。

先ほどの例だと、「友達は多くないといけない」という思いがあることに気付いた時、本当にそうだろうか?と考えてみます。

すると、そうとは限らないかも知れない・・少ない友達とじっくり付き合ってゆく方が合っている人だっているかも。

・・という風に、「そうではなくてもいい理由」が浮かんできたりします。

このやり方は実は「論理療法」という心理療法を応用したやり方なのですが、思い込みを手放すにはとても効果があるので、おすすめです。

④自分のよかったところを3つノートに書く

自己否定をやめる4つ目のコツが、1日の終わりに自分のよかったところを3つノートに書くという方法です。

例えば、道に落ちていたゴミを拾ったでもいいし、人に道を譲った・・でもいいです。

どんなことでも、どんなに小さなことでもいいので、自分のよかったところを毎日3つ、ノートに書いていきます。

これはある意味、自己否定とは反対のことをしてゆくわけですが、自己否定をやめる上でもとても効果がある方法になります。

何より簡単にできて続けやすいですし、続けてゆくことで自己肯定感が高まってゆくというメリットもあります。

自己否定をやめたいと思っている人や自己肯定感を高めたいと思っている人は是非、実践してみてください。

ということで今回は、自己否定について色々と見てきました。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。