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【体験談】我慢してしまう、自分を抑えてしまう癖の本当の原因

こんにちは。おかしな幸福論のモリです。

今回は、我慢してしまうということ、自分や自分の気持ちを抑えてしまうことについて、

ということについて、お話ししていきたいと思います。

我慢してしまう、自分を抑えてしまう癖

子供の頃、何らかの事情があって、自分の気持ちを抑えなければならなかったり、我慢しなければならなかったり。

そんな人もいるかも知れません。

例えば、お姉ちゃんなんだから、お兄ちゃんなんだから、それ位我慢しなさいとか、それ位自分でやりなさいとか。

まだまだ親に甘えたい時期にそういう風に言われて、そして、我慢すると褒められたり、親の機嫌が良くなったり。

例えばそんな風にして、何らかの事情で自分の気持ちを出せなかったり、自分の気持ちを抑えなくてはならない環境で育つと、大人になってからも、我慢することや自分の気持ちを抑えることが当たり前になってしまうことがあります。

そういう僕自身がそんな環境で育ちました。

父親は若い頃は特に怖い人で、小さかった僕に馬乗りになって叩くような人だったんですね。

だから、親に反抗しようとして、泣き叫んだりとか、そういう記憶がほぼなくて、父親に怒られないようにびくびくしてました。

母親は母親で問題を抱えていた人で、精神的に非常に不安定だったので、子供ながらに、僕が何とか守ってあげないといけないと思ってました。

そんな環境で育ったこともあって、我慢したり、気持ちを抑えることは当たり前というか、そうせざるを得ないことが多かったんですね。

だから、大人になってからも、我慢したり、自分を抑えることが当たり前になっていて、嫌だなって思うことも我慢してやっていたり、人間関係でもそうですね、自分を抑えて誰かのために・・ということを本当によくやってました。

子供の頃は自分を抑えたり、我慢するしかなかったわけですが、そうすることでまた、母の機嫌が良くなると思っていたんでしょうね。

だから、自分を抑えたり、我慢することはいいことなんだって、そうすると喜ばれたり、褒めてもらえるんだって思ったんだと思うんですね。

大人になってからもやっぱり、そういう風に思い続けていたんだと思います。

自分を抑えること、我慢することで周りから認めてもらえるんだと、心のどこかで我慢するのはえらいことなんだって思っていたと思うんですね。

ただ、我慢したり、自分の気持ちを抑え続けていると、その抑圧したものが自分の中にどんどん溜まっていきます。

だから、人と会った後にどっと疲れが出たり、その後に何故かむなしさというか、虚無感のようなものを感じてしまうこともよくあって。

それは自分を抑えていたから、我慢して自分が本当にしたいことではないことをしていたからだったわけですが。

ただ、色々なことがあって体を壊してしまって、それがきっかけで今の自分につながる、心の勉強をはじめたんですが、そこでやっと、自分には自分を抑える癖、感情を抑圧する癖があることに気づいたんですね。

それまでは我慢することや自分を抑えることを無意識の間にやっていたんだなって、そこでやっと気づいたんですね。

誰も何も我慢しない方がいい

今回は過去の僕自身の例を出しましたが、実はこんな風にして「ずっと我慢してきました」「自分の気持ちを抑えてきました」って話してくださる方がすごく大勢いらっしゃいます。

そういう方々にとって、我慢すること、自分の気持ちを抑えることは当たり前のことで、義務のようにしてやっていったり、無意識の間にそうしている方もいます。

そして、そうするようになった理由で最も多いのが、子供の頃に何らかの事情でそうしなければならなかったから・・なんですね。

また、そうすることで例えば、僕がそうだったように、親が不機嫌にならずに済んだり、我慢することで褒めてもらえたり、つまり、我慢することがいい結果につながることもあって。

ただ、大人になった時、我慢することや自分の気持ちを抑えることが必ずしもよい結果、よい関係につながらないことがあります。

我慢するって、すごく大変なことなんですね。

我慢して何かをし続けることは、心にはかなりの負担になるわけです。

本当は、誰も何も我慢しない方がいいわけです。

人間関係も、我慢しないと続かない関係より、我慢しないでいられる関係の方がいいし、当然ですが、その関係の方がお互い笑っていられますよね。

勿論、全く我慢しないということじゃなくて、我慢することはあると思うんです。どんな関係であっても。

ただ、できるだけ我慢しない方がいい、少なくとも我慢し続けない方がいいわけです。お互いが笑っていられる関係を続けてゆくには。

何が言いたいかというと、本当はもう我慢しなくていいんですね。

子供の頃は、大事なことだったと思うんです。
我慢するということが。

それは子供だった自分が生きていくために、大事なことだったと思うんです。

ただ、大人になった今、もう我慢したり、自分を無理やり抑えようとしなくていいんですね。

よい関係を築いたり、よい関係を続けてゆくために、もう自分を抑えたり、我慢を続けたりしなくていいわけです。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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