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引っ越しするか迷う時の5つの決断方法。避けた方がいい物件の3つのポイントも

以前、迷った時、決断できない時に決断する9つの方法にて迷った時の決断方法についてご紹介させていただきました。

今回は、引っ越しするかどうか迷った時、引っ越ししてよかった、引っ越さなくてよかったと思えるための決断方法について見てゆきたいと思います。

目次

1)優先事項と優先順位

決断とは、「決めて断つ」と書きますが、何かを決断するというのは、何かを捨ててゆくということでもあると思います。

迷った時に決断する時も、この何かを決めて、何かを捨てるということがとても大事なことだと思います。

例えば、引っ越しの場合、「いい物件」を選ぼうと思うと、かえって選べなくなったり、迷いが出てきたりすることがあります。

「いい物件」では漠然とし過ぎていて、何が自分にとって重要で何がそれほど重要ではないのかがはっきりしないことが多いためです。

こんな時は、自分の中で「優先事項」を洗い出してみて、さらにその中で「優先順位」をつけてみると、その物件が本当に自分が求めているものなのか、そうではないのかがはっきりと見えてくることがあります。

優先事項が例えば、

・築浅物件
・部屋数(○部屋)
・セキュリティの充実
・防音性能
・眺め
・職場から1時間以内
・家賃8万円程度

だったとしたら、今度はそこに優先順位をつけてみます。

さらに、どうしても外せないものに○を付けてみます。(○が付いていないものは少しであれば妥協できるもの)例えば・・

①防音性能 ○
②セキュリティの充実 ○
③職場から1時間以内 ○
④築浅物件
⑤眺め
⑥部屋数
⑦家賃8万円程度

こうやって絞ってみると、今、検討している物件が自分が本当に求めているものかどうかが見えてきます。

例えば、見学に行った際、眺めが抜群によくて、新築という点に惹かれたとしても、この優先順位を見てみると、条件は確かにいいけれど、それは自分が本当に求めている物件ではない可能性があるわけです。

見学に行ったり、物件の情報を見た時に、お部屋の作りが魅力的だったり、眺めがよかったり、便利な場所にあったり、物件の質の割には家賃が相場よりも低くかったりすると、すごく魅力的な物件に見えますが、そんな時こそ、自分が本当に必要なものを見極める必要があるかも知れません。

そんな風にして、優先事項を洗い出して、そして、そこに優先順位をつけてみると、本当に必要なものと多少は妥協できるもの、本当は必要のないものにわけることができるので、冷静な決断がしやすいのではないかなと思います。

2)ポジティブな動機とネガティブな動機

引っ越しをするか迷った時は、動機というのも大切になってくるように思います。

引っ越しをする動機、引っ越しをしたいと思った理由にも色々あると思いますが、大きくわけると、

この2つがあると思います。

①ポジティブな動機は、例えば、次のステップに進みたいからとか、こんな暮らしがしたいからといったことになります。言い換えると、何かを目指すために引っ越しをする形です。

尚、転勤のためといった必要に迫られてする引っ越しの場合も次のステップに進むためということになり、ポジティブな動機になると思います。

②ネガティブな動機は、今の暮らしや環境が嫌だからといった理由や何かついてないことや嫌なことがあって、運気や気分を変えたいからといったことになります。

言い換えると、何かを捨てるために引っ越しをする形です。

もっとも、引っ越しをしたいと思うきっかけには、今の環境や暮らしへの不満も勿論あると思います。

ただ、そういったネガティブな動機で部屋探しをすると、マイナスな気持ちがマイナスな物件を引き寄せてしまってうまくいかない・・ということもあります。

ですので、引っ越しをする際は、きっかけはマイナスな理由だったとしても、引っ越しをする動機そのものはポジティブな動機にした方がうまくいくことが多いように思います。

例えば、隣人の音に悩まされて引っ越ししたいと思った場合でも、それそのものを引っ越しの動機にするのではなく、例えば、「こんな暮らしがしたい」というポジティブな動機で引っ越し先を探す方がいいかも知れません。

そのポジティブな動機がよい物件、プラスの物件を引き寄せてくれるということもあるように思います。

もし、運気を変えたい、気持ちを変えたい場合は、引っ越しではなくて、旅行に行くというのもいい方法だと思います。

そして勿論その上で、動機をポジティブなものに変えて、何か新しいものを目指して引っ越しをするというのもよい方法かも知れません。

少しまとめると、引っ越しするか迷った時は、その動機がポジティブな動機なのか、ネガティブな動機かと考えてみて、ポジティブな動機なら引っ越す、ネガティブな動機なら今はやめておく・・・というのも1つの考え方かなと思います。

3)避けた方がいい土地、物件の3つのポイント

スピリチュアリストで、過去にはカウンセラーとして多くの人達の心を救ってきた江原啓之さんは、自身の著書「スピリチュアル生活12カ月」(江原啓之著)の中で、引っ越しの場所、物件選びについて避けた方がいい3つのポイントについて語っていらっしゃいます。

その3つのポイントとは

①地形的にすり鉢状の底になっている土地は避ける
②地名からその土地の昔の地形や歴史を知っておくこと
③高圧電線や線路、変電所の近くなど、磁場の狂っている場所は避けること

①地形的にすり鉢状の底になっている土地は避ける

すり鉢状の底になっている土地は避けるというのは、そこに「気」がよどみやすいからだそうです。

空気も低いところよりも高いところの方がきれいなのと一緒だと。

例えば、東京の渋谷駅付近は昔は渋い(深いという意味)谷で、誰も住まないような湿地帯だったそうです。そのため、そこには「気」がよどみやすく、繁華街には適していても住む場所としては適していない、と。

すり鉢状の底になっている土地は、水害も起こりやすく、そういった意味でも避けた方がいいかも知れません。

同じような点から、引っ越し先の場所を選ぶ際は、各市町村が用意している「ハザードマップ」を確認しておくのもおすすめです。

洪水や浸水、土砂災害など分野別にハザードマップがネットで公開されているところも多いと思うので、そういったハザードマップを確認しておくといいかも知れません。

例えば、洪水ハザードマップでは、河川が大雨で増水して堤防が決壊した場合の浸水予想地区などを地図で確認することができます。

②地名からその土地の昔の地形や歴史を知っておくこと

地名から、その土地の昔の地形であったり、歴史がわかることもあります。

江原さんは著書の中で、「川」「滝」「池」と付く土地は昔はその名の通り、川や滝、池があったのでしょうと語っていらっしゃいます。

また、土砂崩れで大きな災害があった場所は「滝」とついていることもあると。

さらに、「~ケ原」と付くのは古戦場だった場合が多いようですと指摘されています。

③高圧電線や線路、変電所の近くなど、磁場の狂っている場所は避けること

高圧電線や線路、変電所の近くなどはどうしても地場が狂いやすく、そういった場所に住むと疲れがとれなかったり、頭痛がしたり、不眠症になることも多いそうです。

また、敏感な人は落ち着かなくなったりする場合があったり、植物なども枯れやすかったり、家電製品も壊れやすくなる、と。

こういった場所はどんなに値段が安くても避けた方がいいそうです。

また、ここまでご紹介したようなポイントをチェックするために、物件には3回は足を運ぶようにするといいそうで、その際は方位磁石を持って行くことをすすめていらっしゃいます。

この方位磁石はどのように使うのか?ということですが、部屋に入ったら、その部屋の四隅に立って、それぞれ方位を確認します。

この時、どこかで違う方向を指していたり、くるくる回っていたりする場合は、著しく磁場がくるっているという証拠なのだとか。

4)自分の直感と感覚を大切に

物件を選ぶ際、もしくは引っ越しするかどうか決める際は、引っ越し先の物件の条件というものも勿論、重要だと思います。

そして、そういった条件がある程度整っていて、魅力的な物件であれば、引っ越したいと思うものです。

ただ、この際、少しでも「何となく引っかかる」「やめた方がいいような気がする」という感じがした場合は、どんなに魅力的な引っ越し先でも、やめた方がいいことが多いようです。

反対に、直感的に何も引っかかるところがなく、「ここはいい」と感じた場合は前向きに検討してみるのも一つの考え方かなと思います。

また、人がいいと言う物件を選ぶのではなくて、あくまでも自分自身の(ご夫婦の場合はお二人の)感覚や価値観でいいと思えるかどうかが大事なのだと思います。

もっとも、人の考え方や意見を参考にするのはいいことだと思いますが、最後は自分自身を大切にして決断をするということが大事だと思います。

これは何も引っ越しだけではなくて、自分に関することを決断する際、後悔しない決断をするためにはとても大切なことのように思います。

5)「迷ったらやってみる」 or 「迷ったらやめる」

最後にそれでも迷った場合の決断方法について考えてみたいと思います。

何かを決断する時、①「迷ったらやめる」という方法と②「迷ったらやってみる」いう方法があります。

例えば、買い物では、「迷ったらやめる」ということを信条にしている人もいるかも知れません。例えば、自分が進む道では、「迷ったらやってみる」ようにしている人もいると思います。

この2つですが、もう1つ、場面によって使い分けるという方法もできます。

①迷ったらやってみる

「迷ったらやってみる」場面は、もし失敗してもそこから何かを得るような場面、失敗して失うものよりも、得るものの方が多いようなことを決断する場面です。

②迷ったらやめる

「迷ったらやめる」場面は、失敗した時に何かを大きく失ってしまうような場面や、失敗した時に得るものよりも失うものの方が多い場面です。

これを引っ越しに当てはめてみると、失敗したと思った時に失う可能性のあるものは「お金、今の暮らし、今の環境」などになります。

一方、失敗したと思っても得る可能性のあるものとしては「経験、新しい土地での新たなスタート」などになるでしょうか。

こういったことを考えると、例えば、新築物件を購入して引っ越すような場合は、もし失敗だったと思った時、失うものの方が得るものよりも大きくなりやすいかも知れません。

ただ、新しい場所で何かにチャレンジしたいというような場合は、(例えば、大きなお金を失わない限り)引っ越し先の物件選びは失敗でも、そこで得るものの方が大きいという可能性もあるかも知れません。

もし、最後まで迷った時は、そんな風に決断してみるのも一つの考え方かなと思います。

心身の調子が悪い時は大きな決断は避ける

これは迷った時、決断できない時に決断する9つの方法の最後でもご紹介したことになりますが、心身の調子が悪い時は、本来の自分の判断力や決断力が鈍っていることが多く、そういった時は、できるだけ大きな決断は避けた方がいいかも知れません。

本来の自分ではない時、心に余裕がない状態で何かを決断しようとすると、うまくいかないことがあります。

というのも、本来の自分ではない時に思ったことというのは、本来の自分では思わないようなことかも知れませんので。

ですので、そんな時は、できるだけ心に余裕を作った上で何かを決断しようとした方がうまくいくことが多いように思います。