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【怒られるのが怖い】落ち込まないために大切な2つのこと

こんにちは。おかしな幸福論のモリです。

今回は、怒られても必要以上に落ち込まないために大切な2つのことについて、お話ししていきたいと思います。

「怒られる=自分はダメ」じゃない

怒られた時に必要以上に落ち込まないために大事な1つ目のことが、「怒られる=自分はダメ」ではないということです。

怒られること=自分の全部を否定されること、自分そのものを否定されること・・という風に思っていると、怒られることが必要以上に怖くなってしまうんですね。

でも、本当はそうじゃないんです。

例えば、仕事で怒られた時ですが、怒られたのは、自分がとった一つの行動に対してであって、自分そのものを否定されたわけではないんですね。

これは仕事でミスをした時に、ひどく落ち込んでしまう人もそうなんですが、ミスをした時に必要以上に落ち込んでしまう人は、ミスをした=自分はダメだという風に、ミスをしたことと自分そのものをつなげて考えてしまっていることが多いです。

だけど、本当はミスは自分そのものではないですよね。

それは自分がとった一つの行動やその結果ではあっても、それは自分そのものではないわけです。

だから、ミスをした=自分はダメだ、なんてつなげて考える必要はないんです。

勿論、そのミスに対処したり、その後で反省することは大事なことだと思います。

でも、そのミスをしたという一つの結果で、自分そのものを判断する必要はありません。

怒られることも、これと一緒なんですね。

怒られたとしても、それはあなたがとった何かの行動に対してであって、あなたそのものを否定されているわけでもなければ、怒られても、それをイコール、自分はダメという風につなげる必要は全くないんです。

でも、そもそも何故、怒られると自分の全部を否定されたように感じてしまうのか?

ということですが、これは色々な理由がありますが、例えば、子供の頃に親に怒られた時、お前は本当にダメだと、自分そのものまで否定されてしまった経験が「怒られる=自分の全部を否定される」という思い込みにつながっていることがあります。

でも、本当はそうではないですよね。

何か怒られるようなことをしてしまったとしても、それはあなたの全部が悪いわけではないわけです。

あなたがとった行動に何か反省しなきゃいけないことがあったのかも知れない。
だけど、あなたの全部が悪いわけではないんです。

ただ、もし、その一つの行動だけではなくて、それと同時にあなたそのものを否定された場合は、それは自分の問題ではなくて、相手の問題なんですね。

相手の人としての在り方の問題であって。

だから、もし、相手がそういう人である場合は、その相手のあなたそのものを否定するような言葉を受け取る必要はないです。

それはあなたの問題ではなくて、相手の問題だからです。

あなたのために怒ってくれる人もいる

怒られた時に必要以上に落ち込まないために知っておきたい2つ目のことが、「あなたのために怒ってくれる人もいる」ということです。

実は怒ってくる人達は、2つのグループにわけることができます。

1つ目のグループが「あなたのために怒ってくれる人達」。
2つ目のグループが「理不尽な理由で怒っているだけの人達」です。

怒られた時はまず、相手がどちらのグループの人なのか?と考えてみるといいと思います。

それでももし相手が、1つ目の「あなたのために怒ってくれる人」だった場合は、その人の言っていること、その人が指摘してくれていることは、これからの自分のためになる可能性があるわけですよね。

この1つ目のグループの人達ですが、こういう人は関心のない人には怒らないんです。

ところで以前、SNSに「賞賛の反対は批判じゃなくて、無関心」という内容の投稿したことがあります。(→ 僕が発信している媒体一覧

その内容を少しご紹介します。

賞賛の反対は批判ではなくて、無関心です。

人は、どうでもいい人には批判しません。どうでもいい・・のですから。そうではなくて、どうでもよくないから批判するわけです。

だから、批判はどちらかというと、賞賛に近くて、それはある意味、認められた証拠なんですね。

この批判という言葉を怒るに変えても同じことが言えます。

職場でもそうだと思いますが、「相手のために怒ってくれる人」はその相手をある意味、評価しているわけですよね。

見込みがあると思うから、叱るわけです。

怒られることは、否定されることと受け取られがちですが、怒られることはむしろ、評価されている証拠でもあるんです

理不尽な怒られ方をした時の対処法

次に2つ目のグループ、「理不尽な理由で怒っているだけの人達」について見ていきたいと思います。

怒る(叱る)というのは、本来は相手のためにするべきこと、なんですね。
1つ目のグループの人達のようにです。

ただ、職場でも中には、ただ理不尽な理由で怒っているだけの人達もいるかも知れません。

例えば、部下が思い通りに動いてくれないから怒る、とか。

「え?それって理不尽な怒られ方なの?」

そう思う人もいるかも知れませんが、自分の思い通りにならないから怒るというのは、欲しいお菓子を母親に買ってもらえなくて、泣きわめいている子供にちょっと似てますよね。

本来、上司であれば母親のような視点で部下を見守ったり、導いたり・・ということが必要ですが、思い通りにならないから感情的になる・・では、母親どころか、子供です。

理不尽な怒られ方をした時は、そういう視点で相手を見てみるということも大事かなと思います。

また、中にはプライベートでうまくいっていないから・・という理由で八つ当たりのようにして怒る人もいるかも知れませんが、こういう人に対しては「可哀そうな人」という視点で見てみることも大事です。

いずれにしても、理不尽な怒られ方をした時は、少し冷静になって、何故、こんな怒り方をするのかな?と相手の心理とか、相手が抱えている問題を考えてみると、自分の気持ちも落ち着いてゆくと思います。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。