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容姿に自信がない。容姿コンプレックスを克服する方法とは?

自分の容姿に自信なかったり、容姿コンプレックスがあって、どこか恋愛や結婚に対して積極的になれない、そんなこともあるかも知れません。

今回はそんな容姿コンプレックスがある時、また、容姿に自信がないという時に、どうやったらその思いを振り払って、そして、前向きな気持ちになれるか?ということについて考えてみたいと思います。

また、コンプレックスの原因やコンプレックスが捨てられない理由についても考えてみたいと思います。

人は結婚相手の容姿をどれだけ重要視するか?

以前に結婚相手を決める際に何を重視するか・・・ということに関する調査が行われています。(20歳から40歳の男女900人が対象)

その結果、男性が結婚相手の女性を決める際に重視することの第1位は「性格」でした。

2位は「価値観の一致」。そして3位が「容姿」。4位に「心身の健康」。

女性が結婚相手の男性を決める際に重視することの第1位は同じく「性格」。

2位が「価値観の一致」。3位が「経済力」。4位が「心身の健康」。容姿は5位でした。

男性、女性を見ても、どちらも一番求めているのは「性格」の良さ・・・という結果になっています。

そして、次に求めるのが価値観の一致。

容姿に関しては男性も女性も大事な要素ではあるけれど・・それほど重要視しているわけではない。

特に結婚相手に選ぶような大切な人についてはそんな結果になったようです。

もっとも、そうは言っても、自分の容姿が気になっている以上、たとえ、人はそこまで容姿を重要視していないと言われたところで、気持ちはなかなか、晴れないものかも知れません。

勿論、容姿を重要視する人もいると思うんです。

「見た目が何より大事」という人もいると思いますし、上記の調査もあくまでも容姿をそこまで重要視しない人が多い・・ということで、全ての人が容姿を重要視していないということではないと思います。

また、第一印象という意味では、(相手を判断する上で)人は目から入ってくる情報を最も重要視すると言われています。(次に耳から入ってくる情報)

だから、外見、見た目というのは、重要なことだと思います。

ただ・・このお話には続きがあります。

好きになってくれる人と好きになってくれない人の割合は実は同じ

世の中は面白いもので、一定の傾向というか、数値で表すことができる事柄がいくつもあります。

その一つなのですが、自分のことを好きになってくれる人と好きになってくれない人の割合は実は同じ・・のようです。

もっと詳しく言うと、世の中は、自分が自分でいるだけで好きになってくれる人、そのままの自分でいいと言ってくれる人が2割。

そのままのあなたではダメだと思う人が2割。どちらでもない人が6割。

どうもそんな風にできているようです。

容姿にも同じことが言えます。

自分の容姿を、自分の外見のことをいいと言ってくれる人は世の中には2割いるということになります。

たとえ、自分自身が自分の容姿を好きではなくても、自信がなくても、または嫌いであったとしても・・そのままのあなたがいいと思ってくれる人は世の中には2割いるということになります。

勿論、そのままといっても、ダイヤモンドも磨かないと光らないように、原石のままではなくて、磨く必要があるものだと思うんです。

人の魅力も同じように、中身も外見も、磨くことで輝き出すものだと思います。

ただいずれにしても、自分が自分でいるだけで好きになってくれる人がいる。

ただ、この、世の中の何割の人が自分を好きになってくれる、なってくれない、どちらでもない・・というお話ですが、世間では多くの人から好かれているような人もいます。

例えば、女優さんや男優さんとかアイドルなどの有名人の方々です。

数で言ったら、2割以上の人に好かれているように見えます。

ただ、この何割というのは、数ではなくて、「度合い」のようです。

つまり、数でいったら、もう9割位の人に好かれているけど、残りの1割の人達から強烈に嫌われていたり・・するかも知れません。

また、度合いで考えても、例えば、8割位の人に好かれている芸能人もいるかも知れません。

そういう人も実は、その人のままでいいと言ってくれる人が2割、その人のままではダメだと思う人が2割なのかも知れません。

残りの6割は?ということですが、それは例えば、その6割の人に対して、その芸能人の方は何かを与えているのかも知れません。

何かとは、例えば、笑いとか、勇気とか、楽しみとか、癒しとか・・

何かを与えてもらっているから、応援する。何かを与えてもらっているから、好き・・なのかも。

だから、多くの人から応援される人、多くの人から好かれる人は、人に何かを与え続けている人なのかも知れません。

さて、話が少しそれましたが・・

そういうことを考えてゆくと、自分を磨きさえすれば・・自分のことを外見も中身もそのままでいいと言ってくれる人、そのままのあなたがいいと言ってくれる人、そのままのあなたが素敵だと言ってくれる人が必ずいるということなんだと思います。

全員には好かれないかも知れません。好きになってくれない人もいるかも知れません。

だけど、どこかに必ず好きになってくれる人、そのままのあなたでいいと言ってくれる人がいます。

それは間違いないと思います。

 * * *

ここで少し話が戻りますが・・

冒頭の調査、人は結婚相手に「性格」や「価値観の一致」は求めるけど、「容姿」はそこまで重要視していない・・という結果ですが、

勿論、それは傾向であって、すべてがそうではないわけですが、その結果を見て、

「そうなのかぁ。じゃあ、そんなに自分の容姿に自信が持てなくてもいいのかな」

と思えたらいいのかも知れません。

ただ、そうは思えないこともあるかも知れません。

そうは思えない。

それは、何が問題でしょうか?

多くの人は容姿をそこまで重要視していない。じゃあ、誰が気にしているのかといったら、それは自分自身なのかも、知れません。

容姿コンプレックスであったり、容姿に自信が持てないという悩みを捨てるには、何より、自分が自分のことを、このままでもいいと思えないといけないのかも知れません。

コンプレックス というのは、誰かに言われて、誰かからの評価によって、身に付けてしまうことが多いものかも・・知れません。

だけど、それを自分自身の本当の評価だと受け取ってしまって、そして、自分自身でもそう思い続けているからこそ、手放せないものなのかも、知れません。

コンプレックスを手放すためにはどうしたらいい?

コンプレックス というのは、誰かに言われて、誰かからの評価によって、身に付けてしまうことが多い・・・先ほどはそのように書かせていただきました。

それを自分自身の本当の評価だと受け取ってしまって、そして、自分自身でもそう思い続けているからこそ、手放せないものかも知れない、と。

じゃあ、そのコンプレックスを手放すためにはどうしたらいいか?

・・ということですが、この中で変えられるものがあるとしたら、それは自分の自分自身への評価・・ということだと思います。

人の評価は自分ではコントロールできないものだと思うのです。

それに、先ほども色々お話させていただきましたが、世の中には自分が自分でいるだけでいいと言ってくれる人がいる一方で、そうは思ってくれない人もいるかも知れません。自分が何をしても、です。

だから、誰かの評価を変えようとしても、自分のコンプレックスは捨てられないかも知れません。

自分のコンプレックスを捨てるには、自分が自分をどう思うかというところを変えてゆくしかないと思うのです。

勿論、人からよく思われることでコンプレックスを捨てることもできるかも知れません。

だけど、人の評価はわかれやすく、移ろうものなので、自分のことをよく思ってくれない人がまた出てきた時に、またもう一度、コンプレックスを感じてしまうかも知れない。

人の評価を求めることでコンプレックスを捨てようとする方法の一番の問題点は自分の自分自身への評価が低いまま・・ということです

だから、人からよく評価してもらい続ける必要が出てしまう。

これではとても、本当の意味でコンプレックスを手放せたとは、感じられないと思うのです。

自分が自分をどう思うか?は変えることが難しいけど

コンプレックスを捨てるには、自分が自分をどう思うかというところを変えてゆくしかない・・と先ほどはそんな風に書かせていただきました。

だけど、自分が自分をどう思うか?ということを変えることは、とても難しいことだと思います。

それはすごく難しくて、時間がかかります。

だけど、自分でコントロールできるところはそこしかないと、思うのです。

じゃあ、どうやって変えてゆくか?ということですが、それは考え方の癖を変えてゆくことに似ていて、同じようなことが言えるかも知れません。

考え方の癖を変える方法

また、もう1つやり方があるとすれば、自分の顔を自分で作ってゆく・・ということかなと、思います。

どういうことか、次に書かせていただきたいと思います。

自分の顔は自分で作ってゆくもの?

容姿とは「顔だちとからだつき」・・・のことですが、まず、顔についてです。

顔については生まれた時にもうすでに決まってしまったもので、自分ではどうしようもない・・そう思われる方もいらっしゃるかも知れません。

だけど、僕はそれはせいぜい学生時代までの話で・・・社会人になってからは自分の顔というのは自分で作ってゆくものだと、ある時から思うようになりました。

顔というのは、持って生まれた要素も多くありますが、大人になってからは、自分の生き方であったり、自分の在り方であったり・・・そういうものが自分の顔を変えてゆくようです。

似たような顔立ちの人が二人いて、全く笑わずに10年過ごした人と、笑いながら10年過ごした人では、10年後の顔が全く違っていた・・そんなこともあります。

自分の在り方もそうですが、自分自身のケアをする、しないでも違ってくると思うんです。

それは例えば、美容だけではなくて、健康管理でもそうです。

以前にある双子についての調査が行われていて、1人は不健康な暮らしを続けていて、もう一人は心身ともに健康でいられるように努めて暮らしていました。

もともと、見分けがつかないほどの二人だったのですが、そんなことを続けて10年経った後に、二人の顔写真を見ると・・・

二人は本当に双子なのかと思うほど、まるで別人だったのです。(どちらがどんな顔になっていたかは、恐らくご想像の通りだと思います)

顔は、もしかしたら、自分で作ってゆくことができるのかも、知れません。

勿論、年を重ねれば、それなりにしわも増えたり、白髪ができたりするかも知れません。

だけど、その時々の(年齢での)(男性であれば)かっこよさ、(女性であれば)美しさというものがあるのではないかなと、僕なんかはそう思ったりします。

容姿とは「顔だちとからだつき」・・という先ほどのお話ですが、体つきも自分で変えてゆくことができるものだと思います。

勿論、生まれ持ったものもあると思うのですが、変えることができるもの、磨いてゆくことができるものも多いように思うのです。

人はどんな人を魅力的だと思うか?

さて、長くなりましたが、最後に人はどんな人を魅力的だと思うか?ということについて少し考えてみたいと思います。

人はどんな人に魅力を感じるか・・・というのはこれは人によって違っていると思うのです。

それは本当に人によって違うとは思うのですが、ただ、「いつも笑顔」でいる人を魅力的だと思われる方は多いようです。

これは男性を対象とした調査になりますが、男性の9割強が笑顔の女性を素敵だと思うと回答しています。

また、魅力的に思う要因は、「顔立ち」よりも「笑顔」・・という調査結果もあります。

人は「笑顔」でいる人を魅力的だと思うようです。

だとしたら、魅力的な自分になりたいと思った時にできる最も効果的なことは、笑顔でいること、なのかも知れません。

マザー・テレサは「誰かに対して笑顔を見せることは、その人にプレゼントを贈っているのと同じことですよ」という言葉を残されています。

いつも笑顔でいる人が魅力的に映るのは、そんな理由からなのかも、知れませんね。